今回はチャートパターンを欧米で流行っている見方で勉強していきましょう。
チャートパターンは時代遅れ?
残念だけどチャートパターンを覚えても、現代の市場ではなかなか勝てないのが現実よ。
昔はチャートパターンは画期的で先進的なものだったかもしれないけど、今は広まりすぎてむしろ『狙われるポジション』になることもあるわ。
え、じゃあチャートパターンを勉強する意味って…?
勉強したのに勝てないなんてショックにゃ…
相場が動くメカニズム
大事なのは、チャートパターンそのものよりも、相場がどのように動くかのメカニズムを理解すること。
これができれば、チャートパターンなんて使わなくても、より深い市場の流れを読み取ることができるわ。
確かに重要なのはチャートパターンよりもその奥にある市場の流れだわ!
深いにゃん!
相場が動くメカニズム1
成り行き注文
まず、相場が動く1つ目の理由は、成り行き注文が入ることよ。
大口トレーダーが巨額のオーダーを市場に出すと、その圧力で相場が動き出すの。
つまり、大きな資金が入ると相場に影響を与えるんだね。
大きな波が来るにゃ!
相場が動くメカニズム2
ロスカット
2つ目の理由はロスカットの発生。
例えば、ある範囲での取引が活発なレンジがある場合、そのレンジを少し超えたところにロスカット注文が集まっていることが多いの。
ロスカットが集まるとどうなるの?
例えばショートポジションのロスカットは、実質的にロングの成り行き注文と同じこと。
これらが一斉に発動すると、市場に大量の買い注文が入って、結果として相場が大きく上昇するのよ。
レンジを抜けると大波にゃん!
成り行き注文の活かし方
大量の成り行き注文が入って大きなローソク足が形成された起点は、市場にとって重要な価格帯となるわ。
この価格帯は、将来的にも守られるべきポイントとして機能することが多いの。
つまり、そこを起点として相場が動いたことで、将来の重要なサポートやレジスタンスになるってこと?
その通り!
トレードプランを立てる上でとても重要な手掛かりになるから大きなローソク足は絶対に見逃せないわ。
大きな波の始点がキーポイントにゃん!
ロスカットの活かし方
ロスカットが発生したと思われるポイントも同様に、将来の重要な価格帯になるの。
この部分も、相場が大きく動くきっかけとなった場所だから、後にもサポートやレジスタンスとして機能しやすいわ。
なるほど、ロスカットが集中したポイントも、大事になってくる理論は同じわけね。
なんだかハイレベルにゃ!
勝てる分析とは?
相場の本質、つまり成り行き注文やロスカットなどの事実から読み取れる情報がいかに実用的で重要か分かったかしら?
暗記じゃなく、本当の理解が重要ってことはわかったわ。
深い洞察力が必要にゃん!
現実のチャートと教科書の違い
それに実際の市場で教科書のようなキレイなチャートパターンを見つけることはほぼ不可能なの。
現実のチャートはもっと複雑なのよね!
教科書通りにはいかないにゃ。
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