今回はRSIについて学んでいきましょう。
オシレーターの意味?

今回からいよいよオシレーター系のインジケーターに入るよ。オシレーターって言葉の意味、分かってる?
オシレーター…知ってるけどどういう意味だっけ?

し、知らないにゃ...


オシレーターっていうのは英語で『振り子』や『振り幅』を意味していてね。トレードにおいては『買われすぎ』や『売られすぎ』を示唆するインジケーターのことを指すの。
なるほど、市場がどちらかに偏りすぎてる時を教えてくれるんだね。

振り子みたいに、行き過ぎたら反対方向に動くってことにゃ。

オシレーターの正しい使い方

その通り!でもね、大事なのはオシレーターが示す『行き過ぎ』がそのまま反転のサインにはならないことよ!
え、じゃあ単純にオシレーターが示す方向に逆らってトレードするだけじゃダメなの?


当然よ。多くの人がオシレーターを逆張りで使うけど、それだけでは実際のトレードで勝つのは難しいわ。
つまり、オシレーターを使うときはもっと深く考える必要があるってことにゃ。

RSIとは?

今回はRSI、つまりRelative Strength Indexを取り上げるわ。このインジケーターは、市場が『買われすぎ』か『売られすぎ』かを判断するのによく使われるの。

RSIは私も使ったことあるわ。

RSIの正式名称って長いにゃ!

RSIの教科書的な使い方

一般に、RSIが70を超えると『買われすぎ』と判断し、ショートエントリーのサインに。逆に、30を下回ると『売られすぎ』とみなしてロングエントリーするのが教科書的な使い方ね。

でも、それだけで反転するとは限らないんでしょ?


その通り。教科書通りに使っても安定したトレード結果を積み上げることは難しいわ。
RSIの実践的な使い方

では、実際にはRSIをどう使うべきかというと、重要なのは30や70ではなく、
実は50なの!

50?どうして?


計算式の紐解きはここではしないけど、RSIが50より上なら上昇トレンド、50より下なら下降トレンドの勢いがあると見ることができるからよ。
つまり、逆張りではなく順張りに使うの!

にゃ!RSIは順張りにも使えるにゃ!

ダイバージェンス

ここまで読んでくれたみなさんに、ダイバージェンスの本来の使い方を特別に教えるわ。
それは、ダイバージェンスをエントリーではなく、利確のシグナルとして使う方法よ。

え、ダイバージェンスで利確するなんて考えたこともなかったわ。

どうしてダイバージェンスが利確のシグナルになるのにゃ?


そもそもダイバージェンスは『トレンドの弱まり』を示しているから、既にポジションを持っている場合には、利確を検討する良い理由になり得るの。
さらに、ダイバージェンスが示された後には、市場が複雑なレンジに移行することが多いから、このレンジでのメンタル消耗を避けるためにも、利確を考えるのが賢い選択なのよ。
なるほど、とても理にかなったダイバージェンスの使い方だわ。

これは有益な情報だにゃ!

ダイバージェンスをエントリー根拠に出来る場合

ダイバージェンスはエントリーサインには向かないと言ったけど、実際のトレードでは、下位足のダイバージェンスと上位足の水平線とトレンドを見てエントリーしたり、活用例は様々あるわ。

このあたりになると少しハイレベルになってくるわね。


そうね。だから、もっとハイレベルな実践的な使い方を知りたい人は、アカデミーで学ぶのも1つの手よ。
アカデミーでは実際のチャートを基にした実用的な分析が学べるわ。
アカデミーで学べばもっと深く理解できるにゃ!

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